REXT株式会社様は、エンターテインメントを軸に、リユースやアパレル・雑貨など、多角的な事業を展開し、お客様に幅広い商品やサービスを提供しています。 同法人では、店舗のLED化をはじめ、省エネの取り組みをしていました。しかし、省エネ設備のイニシャルコストを課題と捉え、手を付けるべき施策を考えていたところ、2021年に「EM CLOUD」を導入しました。
その結果、契約電力と電力使用量の低減により、平均70万円/年のコスト削減に成功しました。今回は、同法人の開発本部である長島様に、導入前の課題や得られた効果、そして今後の展望までについてお話をうかがいました。
Q. 導入される前はどのような課題を抱えていましたか?
長島様:省エネ法のSクラス事業者として、系列店舗のLED化を実施するなど、全社的に省エネに取り組んでいました。
他社の省電力設備を一部導入していましたが、導入にかかるイニシャルコストが高く、効果が確実か判断できるまで時間がかかっていました。
また、お客様に店内での居心地の良さを提供することが大切なので、気づかれずに省エネできることが大事だと考えていました。
Q. EM CLOUDを採用した決め手を教えてください。
長島様:確実に電気代を削減できるところです。店舗で使用の多い空調を制御することによって、契約電力と電力使用量が低減できました。また、リアルタイムに電力使用状況を確認できることも良かったです。削減効果が具体的な数値で示され、効果検証がしやすかったです。
そして、導入にかかるイニシャルコストを抑えることができたことも良かったです。他の省電力設備も導入していましたが、どれもイニシャルコストが高かったので、導入選定における重要なポイントとなりました。
Q.導入後、どのような効果を実感されていますか?
長島様:利用開始から3年が経過し、効果検証を経て、10店舗以上に導入しました。どの店舗も制御効果を得ており、1店舗あたり平均70万円/年のコスト削減が実現できています。また、ポータル画面についてもエンジニアが見るような複雑な画面ではなく、誰でもわかりやすく、シンプルなので状況を把握するには最適です。リアルタイムの電力データを確認することができるので、どの時間で電力使用量が多く、デマンド値が上昇しているかを把握できるようになった点もよかったです。
そして、近年の夏は異常気象で気温が上がることで、空調制御の強度については、ムダカラさんと相談しながら、遠隔で制御変更してもらっているので、お問い合わせ後すぐに対応してもらっています。
Q.今後はどのようにEM CLOUDを活用していきたいですか?
長島様:店舗への省エネ活動に関するアドバイスがポータル画面で出るとさらに良いと思います。
EM CLOUDのみならず、省エネをはじめとするエネルギーコストの削減は企業にとって必要なテーマでもあるため、ムダカラさんと相談しながら進めていきます。
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