従業員数: 1036名
・電力の見える化と空調自動制御による省エネの仕組みづくりに成功
・課題の把握と行動変容を促す仕組みが構築
・ムダカラの迅速かつ丁寧な対応が導入の決め手に
・契約電力を8kW削減
・年間使用量を5,517kWh削減
・電気料金は約10%DOWN
省エネ意識は高まるも成果が伴わない
販売店特有の制約で削減策に限界
効果が見えづらくモチベーションの維持が困難
これまでは省エネに取り組んでも効果が見えにくく、目標も立てづらい状況でしたが、電力の見える化によって電力使用状況の把握と課題の発見が可能になり、社員間での気づきの共有も進みました。 さらに、定期的なフォローやアドバイスにより原因の特定や対策がスムーズになり、省エネの知識も自然と身につきました。 電力管理だけでなく他の環境活動にも波及効果を生み、社員の省エネへの意識も前向きに変化しています。
スバル東北株式会社は、2025年4月に宮城スバル・青森スバル・岩手スバル・秋田スバル・山形スバル・福島スバルの6社が統合し、「スバル東北株式会社」として新たにスタートいたしました。これにより東北6県に53店舗を展開する全国の中でも大きな存在感をもつSUBARUディーラーです。同社は2022年に”EM CLOUD”を導入したことで、効果を実感しているといいます。使用感や実際の効果などについて、営業支援課・若林宏樹様にうかがいました。
Q. 導入される前はどのような課題を抱えていましたか?
スバルは2011年3月、環境省が推進する「エコアクション21バリューチェーンモデル事業」を国内で初めて導入しました。
この事業の開始以降、省エネに対する意識は年々高まっていましたが、実際のエネルギー使用量は大きく減少していないという課題がありました。
どのような対策を講じればよいのか分からず、明確な目標設定が難しい状況が続いていたのです。
販売店という業態の性質上、お客様が来店される営業時間中においては、照明や空調機器を中心とした電力使用量の削減は難しいのが現状です。そのため、社員のみが使用する時間帯やスペースにおいて節電に取り組んだり、コピー用紙の裏面を再利用するなど、主にバックオフィスでの人的な努力による省エネ活動が中心となっていました。
さらに、それぞれの取り組みが実際にどれほどの省エネ効果を生んでいるのかが見えづらく、継続的なモチベーションの維持にも課題を感じていました。
Q. EM CLOUDを導入した経緯や決め手を教えてください。
エコアクション21を開始してから、省エネに対する意識は年々高まっていたものの、決定的な仕組みが必要だと感じていました。
そんな中でEM CLOUDを知り、「これは一歩前進できるのではないか」と期待を抱きました。興味を持ったことから、並行して電力削減に関するさまざまなシステムについても調べ、ムダカラに問い合わせを行いました。いくつかのシステムを検討する中で、最も早くお話を聞きに来てくださったのが、ムダカラさんでした。使用時間の多かった空調機器を自動制御することで約10%の電気料金を削減できました。 事前シミュレーションも、EM CLOUDの特性から高い確度で電気料金を削減できるということをご説明いただいたことも導入の決め手になりました。
Q.導入後はどのような効果がありましたか?また操作感や見やすさはいかがですか?
これまでは、省エネを意識して取り組んでいたものの、電力使用量があまり減らないという状況がありました。
しかし、今後どのような対策を講じればよいのか分からず、目標を立てにくい状態でもありました。そうした中で、電気というこれまで見えにくかったものが可視化されたことで、時間帯ごとの使用状況が分かるようになり、多くの新たな気づきがありました。
たとえば、「この時間帯の使用量が多いということは、あの設備に注意しよう」といった発見や、退社後にも電気の使用が記録されていた際には、「誰かエアコンの消し忘れかな?」といったように、社員同士で気づきを共有することができるようになりました。導入時にはとてもわかりやすくご説明いただきましたし、現在も「●月●日●時●分に電力使用量が非常に多くなっていましたが、何かございましたか?」といったご連絡をいただきます。
そのおかげで原因の特定や対策の検討がスムーズに進み、適切なアドバイスも受けられるため、省エネに関する知識も自然と身についてきました。
この取り組みは、電気の使用状況の改善にとどまらず、他のエコアクションにも良い影響を与えており、社員の間でも省エネに対するネガティブな印象が徐々に変わってきていると感じています。
〒961-8043 福島県西白河郡西郷村石塚南5-2
従業員数: 1036名
2025年4月より、宮城スバル・青森スバル・岩手スバル・秋田スバル・山形スバル、福島スバルの6社が統合し、スバル東北株式会社になりました。新生「スバル東北」は、今までご愛顧いただいているお客様、そして新たにSUBARUに興味をお持ちのお客様に「安心と愉しさ」をご提供し、2030年SUBARU車での交通死亡事故ゼロを目指しています。